6.1.5 ガイド:コミュニティ活動
#LeSS本
コミュニティとは
関心事や話題を共有し、仲間とのディスカッションや対話を通じて、情熱をもって知識を深めたり、行動を起こしたりするチームから集まったボランティアのグループ
参考: 13.1.5 ガイド:コミュニティ
コミュニティはチーム間の非公式なネットワークを作る(学習、調整、継続的な改善に欠かせない要素!)
健全で持続可能なコミュニティとなるように、コミュニティをコーチする必要がある
LeSS コミュニティとスクラムマスターコミュニティの 2 つのコミュニティでは、特に活発なスクラムマスターの参加が必要
a. LeSS のコミュニティ
スクラムマスターは LeSS を含めあらゆる関連することを、チーム横断して学習しやすくすることを促進する。
チームは同じ状況で働いているため、同じような障害に遭遇しやすく、お互いに多くのことを学ぶことができる。その学習の場の一つとしてスクラムマスターも一緒にコミュニティを作ることができる。
LeSS ディスカッショングループ: ディスカッションや経験の共有を行うプロダクトグループまたは企業全体の LeSS ディスカッショングループ
内部的な LeSS の集まり: 経験を共有するために集まる場。集まる場を作る際にはオープンスペースの利用が望ましい(参考: 13.1.10 ガイド:オープンスペース
LeSS ビール: たくさんのビールを用意してパブでミーティングを計画する
Wiki, ニュースレターで物語を共有する
他のチームを観察する: 他のチームに招待して、異なる働き方について「どうして」「なぜ」と話し合う
b. スクラムマスターコミュニティ
LeSS のスクラムマスターはフラストレーションがよく溜まる。他のスクラムマスターも同じなので、コミュニティを作りましょう
スクラムマスター専用メーリングリスト: 基本的なことを超えた議論ができるように、 LeSS を十分に理解している優秀なスクラムマスターのみ招待する
他のスクラムマスターを観察する: 他のスクラムマスターに観察してもらい、結果をオープンな会話によって教えてもらうことで改善のアイデアを見つける
他のスクラムマスターとペアリング: ペアプロと同じように、ファシリテーションや観察、コーチングをペアで行う
研究グループ: すべての人に本の同じ章を読んでもらい、その後ディスカッションするために集まる。